投手が１球投げるごとにその判定に歓声や檄が飛ぶ 文字通り割れんばかりのそれが支配した東京ドーム、最後の打球の行方は立ち上がった観客の壁に見えなかった。 が、試合が決したことは、更にボリュームを増した歓声で伝わった。 隣には歓喜に乱舞する素人。…

平成も終わろうかというころ。 新元号「令和」まであと5日というころ。 世がスーパーGWなどと命名し大型連休を前に盛り上がろうとするころ。 ばあちゃんが死んだ。 齢100 見事な大往生だった。 5年前、そのばあちゃんの面倒をひとり見ていたおじさんが先立っ…

ガンダムと野球は中途半端に知っている人と話すほど面白いと、その昔、『ほぼにち』で取り上げられていた。 2019年春 イチローがバットを置いた数日後の日本プロ野球オープン戦を観ながら 野球（というかスポーツ全般）にまるで興味のないヤマトくんが言った…

ヤマトくんは言った。 「『12人の死にたい子供たち』が見たい」と。 ううむ。そうか。 タイトルからして死が前提にあるのか。 穏やかな映画が好みである私にはいささか賛成しづらい内容だったが映画であれば覚悟しよう。 どこにあっても映画部である。 と、…